お役立ちコラム COLUMN
キャンパー必見!ソーラーパネルをキャンピングカーに搭載する方法
「キャンピングカーにソーラーパネルをつけたいけど、種類は何があるの?」
「ソーラーパネル取り付けはDIYで可能って聞いたけど本当?」
上記の疑問を抱えているキャンピングカーオーナーの方はいませんか。
キャンピングカーにソーラーパネルをDIY取り付け肢体と考えている方も、中にはきっといるでしょう。
この記事ではソーラーパネルをキャンピングカーに取り付ける方法やパネルの種類、DIYは可能かなどを解説します。
キャンプが趣味のカーオーナーは必見の内容なので、ぜひご覧ください。
キャンピングカーに搭載できるソーラーパネルの特徴
キャンピングカーに搭載できるソーラーパネルには、以下3つの種類があります。
1. 単結晶シリコン製
2. 多結晶シリコン製
3. アモルファスシリコン製
種類により特徴は異なるため、以下から始まる解説をしっかり確認しましょう。
①単結晶シリコン製
シリコン結晶が綺麗に並んでいるタイプのソーラーパネルです。
単結晶シリコンソーラーパネルは発電性に優れているため、曇りの日でも発電を行えます。
色合いがシックで黒っぽいため、インテリア性が高いのも単結晶品のメリットです。
多結晶品より電気を作り出す力に優れた単結晶品は、平均して1万円ほど価格が高い傾向
にあります。
特に国産品はコストが高いため、導入する際には費用を多めに準備しましょう。
②多結晶シリコン製
たくさん不規則なシリコン辺をブレンドし作られているのが、単結晶タイプのシリコンソーラーパネルです。
色合いは青く不規則なまだら模様をしているため、見た目の良さは単結晶性に劣ります。
原料材の質がバラバラなため発電効率は単結晶より低いですが、コストは低く価格も安いです。
そのため導入時のコストを下げたい方、キャンピングカーにソーラーパネルをお試し搭載したい方に単結晶品は適しているといえるでしょう。
③アモルファスシリコン製
薄く車の屋根に搭載しやすいソーラーパネルが、アモルファスシリコン製です。
軽く取扱いがしやすい上に曲げるのも可能なため、ほかのタイプより車の屋根に取り付けるのが簡単といえます。
熱にも強いため、熱くなりやすい車の屋根に取り付けたとしても故障する可能性は少ないです。
加工・取り付けが簡単で耐熱性のあるアモルファスシリコン製ソーラーパネルですが、発電効率が低いデメリットもあります。
そのためキャンプでたくさん電気を使う方には、向かない製品だといえるでしょう。
ソーラーパネルのキャンピングカー取り付けをDIYするのは危険
ソーラーパネルのキャンピングカー取り付けには、以下のような危険作業が必須です。
● ソーラーパネルのキャンピングカールーフへの取り付け
● ケーブルの配線処理
● キャンピングカー車体への穴開け
● サブバッテリーへのコントローラー取り付け など
どの作業も素人には不可能であり、DIY作業をすると高所からの転落や感電、ショートによる火災などの事故に繋がりかねません。
下手に作業を行うと機械だけでなく車が故障する危険性もあるため、取り付けを行いたい時は業者に作業を依頼しましょう。
ソーラーパネルをキャンピングカーに取り付ける流れ
ソーラーパネルをキャンピングカーに取り付ける作業は3ステップで行われます。
1. 屋根にパネルを固定する
2. 配線をサブバッテリーに取り付ける
3. チャージコントローラーを取り付ける
サブバッテリー1台に400Wのソーラーパネル3枚を搭載する場合、製品の購入費だけで約10万円がかかります。
施工費は工法や取り付ける車種により異なるため、施工店に詳しい価格は問い合わせましょう。
ソーラーパネルをキャンピングカーにつけるメリット・デメリット
ソーラーパネルを取り付けるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | ・キャンプに必要な電気を蓄電できる
・災害時の電源をバックアップできる ・車のバッテリーを空き時間に充電できる |
デメリット | ・走行中にパネルが外れて大きな事故になる可能性がある
・施工費や材料代がかかる |
キャンプ時に必要な電気を簡単に確保できるのが、ソーラーパネル発電の強みです。
ソーラーパネルを常時車に搭載しておけば、キャンプ中に使う電気だけでなく災害時に必要な電気も確保できます。
しかし、ソーラーパネルを搭載すると、走行中のパネル落下リスクも生まれます。
施工費・材料費もかかるため、取り付けの際には初期投資が可能かを十分に確認しましょう。
まとめ
キャンピングカーにソーラーパネルを搭載するのは、キャンパーの夢といっても過言ではありません。
キャンプ中でも存分に冷たい飲み物を飲んだりテレビを見たりできるため、車にソーラーパネルを乗せたい方は多いでしょう。
ソーラーパネルの搭載には、材料費だけでも10万円以上かかります。
キャンプに必要な電源を確保したい方は計画的に貯金を行い、ソーラーパネルの費用を捻出できるよう努めましょう。
コラム監修者 プロフィール
磯崎学(イソザキマナブ)
中央大学法学部にて政治学科を学ぶ。
大学卒業後、三井海上火災保険会社で保険営業の基礎を学ぶ。
その後、平成10年12月より独立し、現在、自社の代表を務める。
代理店として25年以上の実績があり、企業への保険提案を得意としている。
事故処理の経験も豊富。
■保有資格
損害保険大学課程コンサルティング資格、損害保険募集人一般資格(通称:損保一般)、生命保険専門資格