お役立ちコラム COLUMN
キャンピングカーの楽しみ方 キャンピングカーの基本と注意点も解説
最近、人気のキャンピングカーに憧れる方は多いでしょう。
実際、ホテルなどの宿泊施設を気にせず、好きな場所へ好きな時に行けるフットワークの軽さは、旅好きには魅力的です。
キャンピングカーをいつの日か必ず手にすると考えている方も少なくないでしょう。
そこで今回は、キャンピングカーの楽しみ方はもちろん、基本から注意点までを詳しく解説します。
キャンピングカーの基本
一口にキャンピングカーと言っても、大きさや種類、価格はさまざまです。
キャンピングカーを知るには、まず基本を知ることが重要です。
ここでは以下の点について見ていきます。
● どのような車なのか
● 旅を快適にする特有な機能
詳しく見ていきましょう。
どのような車なのか
キャンピングカーとは、車の中で寝泊まりができる自家用車です。
キャンピングカーの中には調理関係の設備や水道、トイレなども設置されています。
実は、はっきりとした定義はありません。
しかし、通常キャンピングカーは上記の条件を満たしたような車です。
まれに中型免許が必要なサイズの車も存在するものの、国内で販売されているキャンピングカーのほとんどが普通免許で運転できます。
旅を快適にする特有の機能
キャンピングカーには、さまざまなサイズや種類がありますが、どの車にも共通する特有な機能は以下の機能です。
● ソファベッド
● 水道・排水
● 調理台やレンジなどの調理設備
● トイレ
● 電気設備
そのほかに以下のような設備を充実させると室内が快適になります。
冷蔵庫 | 旅先で料理をする、地域の地ビールなどを買って飲むなどの場合には冷蔵庫があると便利です。
ただし、冷蔵庫は消費電力が高いので、サブバッテリーやソーラーパネルの準備は必須です。 |
エアコン | 夏のレジャーをメインに楽しむ場合には、エアコンを設置した方がいいでしょう。
最初からエアコンの付いている場合もありますし、あとからの設置も可能です。 ただし、冷蔵庫同様サブバッテリーやソーラーパネルの準備は欠かせません。 |
キャンピングカーの楽しみ方
近年、キャンプが空前のブームになっています。
しかし、実際にキャンプへ行くとなると、「面倒になり結局行かなかった」
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、キャンプほど面倒ではなく快適に過ごせるキャンピングカーの楽しみ方を解説します。
キャンプ
最初の楽しみ方は、もちろん基本のキャンプです。
キャンピングカーには、キッチンやシャワーを始めとする設備が完備されており、施設が整っていないキャンプ場でも快適です。
キャンプ場で雨が降り出しても、トイレにいくのに濡れることもありませんし、
外に出ないで料理もできます。
また、通常のキャンプでは、現地で集合し解散するパターンが多いです。
しかし、キャンピングカーであれば、現地までの移動も楽しめます。
温泉
温泉地付近のキャンプ場を選べば、キャンプも温泉も楽しめます。
昼間はキャンプを楽しみ、夜には温泉で1日の疲れを癒す楽しみ方もできます。
日帰りプランのある温泉を巡れば、費用を節約しながら名湯を楽しめるのです。
またテントの設営で汗をかいたり、体が汚れたりしても、そのままキャンピングカーで移動し汗を流せます。
普通乗用車だと車内が汚れますし、電車だと移動が大変です。
キャンピングカーなら即移動でき、温泉を楽しめます。
キャンピングカーを楽しむうえでの注意点
キャンピングカーを楽しむうえでミニバンや大型SUVとは少し違うので注意しなければならない以下の点があります。
● 停められる場所や走行できる場所が限られる
● 防犯対策の必要がある
この2点について詳しく解説します。
駐車できる場所や走行できる場所が限られる
キャンピングカーは、車種により駐車できる場所に限りがあります。
軽キャンパーであれば、よくある一般の駐車場に止められますが、バスやトラックがベ―スになっているような大型のキャンピングカーはある程度のスペースがなければ駐車できません。
また、道幅や高さ制限がある道路は走行できない場合もあるので、目的地に向かうルートや駐停車場所などは前もって確認しておく必要があります。
暑さ寒さの対策が必要
季節によっては、キャンピングカーの旅行は快適に過ごせない場合があります。
キャンピングカーの断熱性が低いと、外の温度に車内温度が影響されてしまいます。
そのため、夏や冬は過ごしにくくなってしまうのです。
夏や冬にキャンピングカーで旅行に行く場合は、以下のような対策をしましょう。
● エアコンやヒーターの設置
● 窓ガラスに断熱フィルムを貼る
また、過ごしやすい気候の場所に出かける、服装を考えるなどの対策も有効です。
まとめ
キャンピングカーは、ほかの方に気をつかわずに自由な旅を満喫できます。
ある程度の計画性さえ持っておけば、フレキシブルに対応できるのです。
快適なキャンプを楽しんだり、温泉を巡ったりするのにも向いています。
また、キャンピングカーであれば、ペットと一緒に旅を楽しめます。
キャンピングカーでの旅に興味がある方やキャンピングカーの購入を検討されている方は、今回の記事を参考にしてください。
コラム監修者 プロフィール
磯崎学(イソザキマナブ)
中央大学法学部にて政治学科を学ぶ。
大学卒業後、三井海上火災保険会社で保険営業の基礎を学ぶ。
その後、平成10年12月より独立し、現在、自社の代表を務める。
代理店として25年以上の実績があり、企業への保険提案を得意としている。
事故処理の経験も豊富。
■保有資格
損害保険大学課程コンサルティング資格、損害保険募集人一般資格(通称:損保一般)、生命保険専門資格